白州へ行ってきました(その2)

投稿日: カテゴリー: 営業日誌

山梨県にあるサントリー白州工場へ見学と研修に行ってきました。その続報です。

2月3日は気持ち良い快晴。行きのバスの中は、期待と不安をもちながらもお弁当を食べたりして和気あいあいと。

途中で休憩しながら白州蒸留所へ到着。
入り口には大きな案内図、東京ドーム8ケ分という広さ! しかも森の中!

入り口を入ると、大きな渋い銅でできた何か(あとになって昔の蒸溜窯とわかったのですが・・・)の荘厳な感じのする通路を通って奥の講義室へ。

早速スクリーンを使っての講習!

写真は講師をしてくださった佐野さん。
白州蒸溜所創設の時から現地で働き、ウイスキーに込める想いには熱いものがある方でした。

ビールとウイスキーの違いや、ウイスキーについて 教えていただき、
お次は工場見学。

まずはウイスキーの元となる麦芽や燻製香のつくピートという燃料について。
続いて、木樽の発酵槽と銅製の蒸溜・再溜機。
最後に樽で熟成中の倉庫へ。

熟成の年数によって色・味・香りなどが変わります。
左は4年もの、右は12年もの。
色の違いがよくわかります。

再度講習室へ戻って、
いよいよお楽しみのテイスティングタイム!!

ウイスキーの奥深さや作り手の想いの深さを感じながら飲んだハイボールは、それぞれに味わい深くて、今までよりもおいしく感じました。

発酵は大きな木の樽で行っていましたが、これは自然の酵母菌が出て発酵するのによいらしく、樽ひとつとっても「味」を求めて試行錯誤しながら木にたどり着いた、と言っておられました。

発酵するとアルコール度7%のもろみとなり、それを蒸溜したら使えるものはもろみの1/3しかなく、しかもアルコール度70%になり、さらにこれを再溜してから樽詰めをして長い年月寝かせて出来上がる、との事。

自分が仕込んだウイスキーは後輩へとバトンタッチされて、何年も経ってから市場に出ていくという、長い未来を思って作られている過程を伺い、胸の内の熱い想いが伝わってきました。

当店ではウイスキーはもちろんですがワインも扱っており、ウイスキーとワインは作り方から樽詰め保管で長い年月をかけたものとして共通点の多いものなのだな~と思いました。長い年月の間には沢山の人が係っており、多くの人の手間や想いが詰まった飲み物だと思います。

これからはよく味わって感謝して戴かなくては、また、販売時も大切にそしてしっかりと売らなくては、と、とても感慨深い気持ちになりました。

今回の研修はとても勉強になり、機会があればまた行きたいと思うものでした。
今後の営業に活かして、お客様にも作り手の方々の想いを届けられるように頑張ろうと思います。

白州へ行ってきました(その1)

投稿日: カテゴリー: 営業日誌

本日、山梨県にあるサントリー白州工場へ見学と研修に行ってきました。

とても広大な敷地で、緑豊かな所でした。
いろいろ感動する事が多く、とても勉強になりました。

1本のウイスキーが作られるまでの長い時間と沢山の人の労力を知り、ウイスキーに対する見方が今までとは全く変わりました。
参加したスタッフ達全員が同じ思いを共有したと思います。

今日はちょっと疲れてしまったので、詳細はまた後日に・・・